2009年12月
はじめに
腰痛は非常につらい病気です。
これは腰痛の人にしかわからないでしょう。
しかしながら腰痛は適切な知識で、予防、軽減ができる病気でもあります。
腰痛には活動による障害または腫瘍などの慢性疾患によるものがあります。腰痛が気になる方は、一度専門医にまずは受診しましょう。
腫瘍が原因の場合早期の手術などによる治療が重要で、放置すると手遅れになることもあります。
逆に活動による障害が原因の場合は、コルセット、針、薬、静養などの対症療法のみが治療法となります。ですからこれらのことが原因の場合、腰痛の原因自体を取り除くか、軽減することが一番重要です。対症療法を施しながら腰痛の原因を解決してゆきましょう。
私も長い間腰痛に悩んでいました。『若いからいいや』と思い放置したことで悪化。しかし、思い切って原因を改善したところ、今では本当に嘘のように腰痛が消えました。その際にお世話になった谷田先生には感謝の言葉もありません。
私の経験、谷田先生のご指導なども交え、腰痛でお悩みの皆様の手助けになればとこちらのサイトを開設いたしました。皆様の腰痛改善の参考になれば何よりです。
腰痛の種類・腰痛の原因
腰痛の種類・腰痛の原因
腰痛には活動による障害または腫瘍などの慢性疾患によるものがあります。
また、活動による障害のうち筋肉疲労によるものと、背骨などに負担がかかっておきるものがあります。
これ以外に腫瘍などの病気を元に発祥する腰痛などがあります。
詳細は、以降のページで見てゆきましょう
筋肉由来の緊張性腰痛
腰痛症
腰痛症は腰痛の中で最も多い症状、原因です。ほとんどの方の腰痛がこれであるといっても過言ではありません。まずはこの腰痛であることを疑ってください。
腰痛症の原因
腰痛症は、運動不足、ストレス、慢性疲労、悪い姿勢、肥満、筋肉の弱りによって引き起こされるもので、筋肉の緊張、疲労から引き起こされる腰痛です。
長時間座り続ける人や、中腰の姿勢で仕事をするような方に起こりやすく、長時間同じ姿勢をすることによって、筋肉が疲労し緊張からコリが生じて腰痛が引き起こされます。
この場合は病院に行ってもレントゲン写真では当然骨に異常は見当たらず、シップなどをもらって帰るだけでしょう。
腰痛症の症状
腰が痛む。慢性のものはだるかったり、腰が重いなどの症状が出る。
腰痛症の改善
※具体的な改善方法は別途ご紹介ページがありますので、そちらをご覧下さい。
腰痛症は先述の通り生活習慣が原因です。そのため、それらの習慣を取り除くないしは、軽減することが重要です。
・姿勢を良くする
・同じ姿勢をつずけずにたまにストレッチなどをする
・自分に合った椅子にする、クッションなどを利用する
・適度な運動
・腰痛体操をする
・入浴
・マッサージ ツボ
・病院での治療
温熱療法、牽引、マッサージ、コルセット、薬など
なお、痛みがひどい場合はストレッチなどはせず、安静にするのが一番です。
椎間板(ついかんばん)ヘルニア
椎間板ヘルニアは中腰など不自然な作業姿勢や重量物を運搬する仕事の人に多い腰痛です。
背骨のつなぎ目には椎間板というものがあり、椎間板は、『髄核』という柔らかい組織とその周りを覆う『線維輪』という組織が保護しています。
加齢などと共に線維輪の水分が失われ、重いものを持ったりして負荷がかかることにより、線維輪から髄核が飛び出します。これによって神経などを刺激して強烈な痛みが生じます。
椎間板ヘルニアの症状
椎間板ヘルニアの症状としては、腰の痛みのみならず、下半身、太ももやふくらはぎ、足などにまで痛みが広がる『坐骨神経痛』などが生じるのが特徴です。
安静にしていれば痛みが治まってきますが、医者に行かずに放置すると、また重いものを持ったときにさらに髄核が飛び出し、痛みが悪化、慢性化します。
このような症状が出た場合にはすぐに医師に受診しましょう。
椎間板ヘルニアの治療方法
まず、ヘルニアというと手術を想像する人が多いと思いますが、90%以上は手術せずに直ります。
とにかくまずは医者に行きましょう。飛び出た髄核は安静にすることで元に戻ることもありますので、3~6ヶ月程度様子を見ます。
その際は、コルセットを装着して腰を保護したり、温熱、牽引療法、痛み止め薬などを行う場合が多いです。
これでも改善が見込まれない場合は、手術ということになりますが、手術まで行くのは10%程度です。
また、手術もさほど難しい手術ではなく、30~1時間程度で終了します。なお、その際5日前後の入院が必要になります。
いずれにしましても、我慢できるからと放置せずに医者に行くことが完治への近道です。
ぎっくり腰
ぎっくり腰は簡単に言えば、腰の捻挫です。
重いものを持ち上げたりした拍子にぎっくり腰になったりします。捻挫ですので、骨には以上はありませんが、じん帯や椎間板にダメージが加わり引き起こされます。
ぎっくり腰の症状
これは激痛です。寝ていたり前かがみになっていれば少しは楽といいますが、それでも激痛が走ります。
ぎっくり腰になると動くことは不可能と考えてください。ほぼ、寝たきりの状態となります。
ぎっくり腰の治療
ぎっくり腰の治療方法は『安静にすること』です。4日前後寝ていれば痛みが和らいできます。また、腰を暖めるようにしてください。ただし、痛みが和らいでからも、コルセットなどを巻いて無理をしないようにしてください。
再発もありえますので、対処方法としては、運動をしっかりと行い、足腰の筋肉をしっかりと鍛えることが重要です。
坐骨神経痛
坐骨神経痛というのは腰痛の症状の中では、ぎっくり腰、ヘルニアに並んで耳にする言葉ではないでしょうか。
それでは、坐骨神経痛はどのような病気でしょうか。
坐骨神経というのは腰から下を支配する大きな神経の束だと考えてください。
この神経の束が何らかの理由によりストレス、圧迫されて起こる痛みを坐骨神経痛といいます。
坐骨神経痛といってもその原因は、ヘルニアであったり、糖尿病、変形性腰椎症、脊椎分離症などが原因の場合があります。最も多いのはヘルニアでしょう。
坐骨神経痛の症状
坐骨神経痛の症状としては、腰だけではなく足までに痛みが走るということです。
この痛みの症状は原因や、状況により様々です。
坐骨神経痛の治療
坐骨神経痛の治療は、原因がヘルニアであればヘルニアを治療するといったように、その原因自体を治療します。
原因がわからない場合は、温熱療法などの対症療法などに頼ることになります。
脊椎分離症・脊椎すべり症
脊椎分離症は簡単に言いますと、背骨の椎弓という部分が骨折することによって起こる病気です。
腰に負担をかける仕事やスポーツを続けることによってストレスがたまり疲労骨折を起すのです。分離した部分がずれると、脊柱すべり症になります。
脊椎分離症・脊椎すべり症の症状
必ずしも痛みが強いとは限りません。症状が進行することによって坐骨神経痛になる場合もあります。
脊椎分離症・脊椎すべり症の治療
治療方法は基本的にはコルセットを巻いて、痛み止めを飲んで数ヶ月で治ります。
ただし、痛みがひどい場合は手術をする場合もあります。
骨粗鬆症
骨粗しょう症は非常に有名な病気ですのでもう説明は要らないかもしれないですね。
骨粗しょう症は骨がスカスカになってもろくなってしまう病気です。骨折をしやすくなったり、腰が痛くなったりします。
カルシウム不足や運動不足、ホルモンのバランスの変化などで起こります。
女性に多い病気で、無理なダイエットによるカルシウム不足や、閉経後のホルモンの変化などで起こります。
骨粗しょう症の症状
骨粗しょう症になると、骨折しやすくなったり、腰が痛くなったり、背中が曲がり、背が縮んでしまったりします。
骨粗しょう症の治療と予防
・カルシウム(600mg以上)とビタミンDをしっかりととる。(サプリメントなどが良い)
・しっかりと運動をする。毎日3キロ程度のウォーキングでよい。
こういった日々の行動と、若いうちに注意をしておくことが重要です。
変形性腰椎症
椎間板の老化、スポーツ、力仕事をしている人に見受けられる病気です。
背骨の椎骨の間が狭くなり、お互いにぶつかり合って痛みが生じます。
変形性腰椎症の症状
こちらは、背中を曲げたりすると痛みが生じます。
変形性腰椎症の治療方法
コルセットを巻いたり、痛み止めを飲んだりします。また、腰を暖めることで症状が和らいだりもします。
腹筋や背筋で腰を鍛えることが重要になります。
心因性腰痛
心因性腰痛はストレスによって起される腰痛です。
ストレスは万病の元ですので、本当に注意が必要ですね。
心因性腰痛を解消するにはストレスの元を断つことや、カウンセリング、ストレッチやマッサージなども重要です。これらは体も気持ちいいですから、当然リラックス>>>ストレス解消になります。